海外からの旅行客の増加(インバウンド)や、ラグビーW杯、東京オリンピック・パラリンピックなど、今後はもっと外国人の訪問客が増えていきますよね。
そうなってくると、外国人とのコミュニケーションも自然に増えて、英語力がますます求められて来そうです。
じゃぁ、英会話を学ぼう!ということではありません。
ここでは「Google翻訳」の英語変換の精度が、飛躍的に向上していて、かなり活用できそう!というお話です。
Googleはアルゴリズム等のアップデートは結果だけの報告なので、正確な理由はわかりませんが、Google翻訳の精度が向上している記事が紹介されていたので、それから説明します。
【NEWS】【SEO】2019年3月上旬、Googleのアルゴリズムのアップデートあり
【INFO】Googleドキュメントの音声入力やってみたけど、すごかった!
ほんとにGoogle翻訳の精度は上がっているの?
東洋経済ONLINEにこんな記事が載っていました。一部引用します。
2016年11月のある日、コンピューター科学者であり東京大学大学院教授の暦本純一は、このヘミングウェイの珠玉の短篇小説の日本語訳(キリマンジャロは雪に覆われた1万9710フィートの山で、アフリカで最も高い山と言われている)をグーグルで英語に翻訳し直した。その結果、次のような英文が出来上がった。
Kilimanjaro is 19,710 feet of the mountain covered with snow, and it is said that the highest mountain in Africa.
ところが翌日、グーグル翻訳は次のように変化していた。Kilimanjaro is a mountain of 19,710 feet covered with snow and is said to be the highest mountain in Africa.
ふたつの訳文には大きな違いが存在する。自動翻訳特有のぎこちない文章は、筋の通った文章へと一夜にして変化した。最初の訳文からは辞書を片手に翻訳者が苦戦しているイメージが思い浮かぶが、後のほうでは、翻訳者がどちらの言語にも精通しているような印象を受ける。(引用:「グーグル翻訳」が急激によくなっている理由 人工知能による予測能力が劇的に改善中)
こういう技術革新が、すでに進んでいたんですね。中国ではすでに中国音声メッセージを、いろいろな言語のテキストに変換し、2言語コミュニケーションを可能にする開発に着手し、進化させているようです。
記事によると自動車と運転手がコミュニケーションを交わすために、こういった言語処理サービスが利用されているようです。自動運転の開発ですね。
実際にGoogle翻訳、やってみました
実際にどんな言葉を、どれくらいのスピードで翻訳してくれるのか試してみました。利用した言葉はこちらです。実際、オリンピックで外人に道を聞かれた時を想定してみました。
✅ この道をまっすぐにいって、右に曲がったところにあります。
✅ 電車で東京まで行って、そこから山手線に乗り、信濃町までいってください。
✅ 日本にどんな印象を持っていますか?行きたいところはありますか?
どんなシーンで使えるの?
Google翻訳はスマートフォンでも活用することができます。
リアルに使う時はその方が使用頻度は高いですよね。
試してみたところ、同じくらいの速度で日本語を英語変換してくれて、しかもスマホのスピーカーから英語で話してくれます。

- スマホで、翻訳アプリや翻訳機の代用ができる。
- 外人と会話をすることができる
- 大抵の日本語なら英語に変換することができる
- スピードがかなり速い
- アップデートが頻繁なので今後の精度向上も期待できる
デメリットも想定
こちらから話す分には問題ないですが、ヒアリングについては今後期待したいところです。
Googleドキュメントでも音声をテキストに変換する機能はありますが(スマホにはない)、かなりゆっくり話さないとならないので、まだ音声認識はこれからというところでしょうか。
とはいえ、外人とのコミュニケーションにおいてはかなり使えるものだと思います。
まとめ
2019年、2020年は世界の人々との交流も増えていきます。こういったテクノロジーを使うことで外国人との会話に慣れていけば、英語を話す練習にもなりそうです。
どうしても外国人相手、英語の活用ってハードルが高いですが、テクノロジーで解決していけたらいいですよね!
Google翻訳の今後の進化にも目が離せません!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!