2019年3月6日、日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が、保釈金10億円を納付し、保釈されました。
しかし保釈時になんと「変装」しており、その様子が世間の注目を集めています。
どんな変装?理由はなんだったの?報道や関係者の声などもまじえて紹介します!
もくじ
保釈時は警備員の格好で変装
その時の様子をとらえた画像と映像がこちら!
ゴーンさん…笑 #カルロス・ゴーン pic.twitter.com/QIwFTx2pu1
— Sakura Kirishima (@kiri_sakurachan) 2019年3月6日
カルロス・ゴーン保釈される時に変装して車に乗り込んだけど、バレバレで草
pic.twitter.com/jfclMnKUcl— さりー (@SqrLey__) 2019年3月6日
帽子は一般的な製造業の帽子、作業服は一般的なもの、道路工事関係者がつけるような反射ベルトという格好で変装していました。
アップで見るとバレバレですね….。時間通りに出所してきたら、誰であっても注目されるわけだから、変装してもばれて当然。ましてや、こんなわかりやすい姿では。
出所までの一部始終
保釈の2時間45分前に保釈金10億円を弁護士が振り込みました。
そして東京拘置所に報道陣が集まりました。
報道陣は、東京拘置所出入り口に、黒塗りのワゴンが停車してあり、そこに乗り込むはずとカメラを構え、待ち構えていたました。
保釈時間の2分前、14名ほどの男の集団が拘置所から出てきて、カメラでズームした時、その中に警備員のような格好をしたカルロス・ゴーン被告がまぎれていたのです。
しかも乗り込んだのは、黒塗りのワゴンではなく、すぐ隣に停車していた「スズキの軽自動車」。(しかも脚立付きの業務用車両)

現場は騒然、「ゴーン被告に似た人がいる!」とあわててカメラを向ける報道陣の姿がありました。
その後、報道陣はヘリコプターでスズキの軽ワゴンを追走。
軽ワゴンは、ヘリをまくためか、北へ、東へ、そして西へ、上野へ向かい、そのあと日本橋へ。
最終的には弁護士事務所に入って行きました。

翌日3月7日の朝の報道番組「スッキリ!」でも「保釈劇」について話題となっていました。
変装の理由は?世間の反応は?報道番組「スッキリ!」より
コメンテーター
- 107日ぶりの保釈。強気に振舞ってきたゴーン被告だが、精神的にそうとう弱まっていて、変装したのではないか。
- ちょっと変装が甘かった。もう一人”カルロス・ゴーン役”がいないと変装は見破られる。また、黒塗りワゴンを先に出発させるべきだった。また、脚立があればもう少し顔を隠せたのに…..。
海外メディア
- 海外メディアも取材に来ていたそうです。ロシアメディアは「ここで彼が出てくるのを誰も見ていない。長時間待っていたメディアに対して失礼ではないか」
法務省
番組では、法務省幹部の声も取材。「ゴーン被告の変装は弁護士からの提案」「前代未聞」ということでした。
変装に関する反応は?
保釈のあと、作業着のような恰好をしてカモフラージュしたゴーン被告に対し、ネットでは「コントみたい」「逆に目立つ気もする」といったツッコミの声が上がった。
ライブドアニュースでは、日産自動車関係者の声も紹介されていました。
ゴーン被告の保釈について、日産本社に勤務する社員からは「社内はしらけています」「無実は世間に訴えるものではなく法廷で裁かれること。日産を愛しているのであれば社内の恥を世間にさらすのはやめてほしい」との声が聞かれた。
引用:http://news.livedoor.com/article/detail/16119076/
まとめ
実は、「保釈後は、日中は弁護士事務所で過ごすこと」という保釈条件がなくなっていたそうです。裁判所が判断したものですが、検察側は情報漏洩、交錯を懸念しているようですね。
そして、これからカルロス・ゴーン被告がなにを語るのかに注目が集まっています。
引き続きチェックしていきたいですね!