いよいよ、平成が終わりつげ新しい時代がやってきますね!
とても楽しみなので、いつ新元号が決まって発表されるのか。どのような手順な決め方があるのか。
気になっていろいろ調べてみたので紹介していきます!
もくじ
いつまで平成?いつから新元号?
新元号は5月1日から
新元号の公表については、2017年12月8日に報道されました。
「退位19年4月30日」決定 新元号、来年公表
(デジタル毎日)
URL:https://mainichi.jp/articles/20171208/k00/00e/010/194000c
この中で政府は(2017年12月)8日の閣議で、天皇陛下が退位される日を2019年4月30日とする政令(内閣が制定する命令)を決定した、とあります。
天皇陛下は2019年4月30日に退位され、翌5月1日から皇太子様が即位されるんです。
つまり、新元号は2019年5月1日からということになります。
新元号の発表は4月1日
新元号の発表については2019年1月4日に報道されました。
安倍首相、新元号は「4月1日発表」と正式発表
(THE SANKEI NEWS)
URL:https://www.sankei.com/politics/news/190104/plt1901040015-n1.html
この中で安倍首相は 「国民生活への影響を最小限に抑える観点から、先立って4月1日に発表する」と表明しています。
新元号は5月1日からですが、発表は4月1日なんですね。
今回のように皇位継承の前に新元号が公表されるのは憲政史上初めてだそうです。
もともとはアジア東部に伝わる年を数えたり、記録する方法のこと。江戸時代までは「年号」が多く使われていましたが、明治以降に一世一元と定められ、「元号」が法的な言葉となりました。
新元号はどうやって決めるの?
新元号は、1979年に成立した「元号法」にのっとって決められていきます。
「高い識見(優れた判断)を有する者」若干名に「おおよそ2ないし5の候補名の提出を求める」と決められています。候補については、発表の半年以上前から、学者の方々が考えているようですね。
それではどのような手順、考え方で元号が決められていくか説明します。
まずは元号の歴史から
まず、日本で最初に導入された元号は「大化」(645年〜650年)。かつて小学校の歴史で習った「大化の改新」ですよね。その後、「白雉」、「朱鳥」と年号が続きますが、これはまだ西暦600年代のことです。
「大化」から1000年以上後、戦国時代の幕開けとなる「応仁」(1467年〜1469年)や、江戸時代で徳川家光任命からはじまった「寛永」(1624年〜1645年)などはドラマ化、小説化もされ、広く知られていますよね。
そこから時を経て、「明治」「大正」「昭和」と続きます。
新元号の決め方
漢字をよくみてみてください。
「大化」から一貫して、どの元号も漢字二文字みたいですね。
また政府によると「平成」を決めた時の条件や決め方を踏襲して新元号を決めるようです。
元号の選定は「平成」を踏襲
✅ 条件 :漢字2時で良い意味を持つ。読みやすく、書きやすいこと
✅ 出典 :全て漢文で書かれた書籍より
✅ 決め方 :有識者若干名が複数の候補を提出 。公表前に懇談会を開催
前例を踏まえることで保守派の反発を避け、スムーズに新元号に移行する意味もあるようです。
それ以外にも普段元号って「昭和=S」、「平成=H」と略したりしますよね。アルファベットの頭文字を変える方針のようです。
まとめ
・新元号は4月1日に発表、5月1日より変更
・皇位継承の前に新元号が公表されるのは憲政史上初めて
・漢字2文字で、読みやすく、意味が良いもの
5月1日に新しい元号がはじまりますが、それまでに膨大な準備が必要ですよね。
税金や社会保障などの情報システム改修などのデータ整理とか。すでに水面下では急ピッチで進められているんでしょうね!
ただ、国民側としてもしばらくは新元号になれるのに時間がかかりそうですよね。
アンケートや申込用紙につい「平和」って記入してしまいそうです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!