
でもそれ、なぜなんでしょうか?
自律神経だったり、メラトニンだったり、原因はいろいろあるようです。
ここでは春に眠くなる原因とともに、日中眠くなることを防ぐために、しっかり心と体を休ませる「快眠法」を紹介していきます!
もくじ
春に眠くなる原因
自律神経の乱れにより眠気を誘う
春ってぽかぽか暖かい日もあれば、真冬のように寒くなる日があったり、気温の変化が激しいですよね。気温が変化に対応するのが「自律神経」です。
寒い時期は体を温める。暖かくなったら熱を出すなど、自律神経がコントロールしてくれます。気温差が激しいと、自律神経のリズムが狂って、日中でも眠くなることがあるようです。
春は眠りが深くなるが、早く目覚めてしまうため
人間は明るくなるとメラトニンというホルモンの影響で目が覚めやすくなります。
春は気温が上昇して「寒さで起きてしまう」こともなくなり、眠りも深くなります。しかし、明るくなるのが早くなるので目が覚めてしまう、というわけです。
環境の変化によるストレスで眠りにくくなるため
春になると、就職、入学、人事異動などなど、変化が激しいですよね。この変化に対応していくため、ストレスもたまりやすいです。このストレスによる睡眠不足も、春の眠気に関係していると言われています。
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そりゃ〜冬よりも、たくさん眠る必要があるよね。
質のいい睡眠で対策しよう

このように、春に眠くなる理由はたくさんあるんですね。対策方法としてはやはり、「より多く、より深い、質のいい睡眠」をとることです。具体的な方法を紹介します!
寝る前の定番音楽を決める
寝る前の「定番の行動」を決めておくことで、脳が入眠に向かいやすくなると言われています。その中でも取り入れやすいのが「音楽」です。クラシックや波の音などの環境音楽、聞きなれた穏やかな曲で、脳内にα波が現れ、リラックスできるのです。
寝る前の30分は部屋の明かりを消す
眠気や睡眠と「明るさ」は関係があります。眠りに入る前に部屋の明かりを落とすことで、脳を入眠モードに切り替えていくことができるのです。この時、PCやスマホの明かりもよくありません。
「くよくよ悩まない能力」を身に付ける
起こってしまったことをくよくよ悩んでしまうと眠れなくなってしまいますよね。脳にはネガティブな感情にブレーキをかける前頭前野の働きがあります。この働きは楽観的に物事を考える癖をつけると活発になるそうです。
嫌なことを忘れる能力も、日々の習慣で高められるのです。
短時間の昼寝も効果的
どうしても日中眠くなってしまう場合は15分程度の昼寝は効果的です。ただし、長時間寝てしまったり、16時以降に昼寝をしてしまうと、夜の睡眠の質が低下するのでご注意を。
睡眠の質を高めるためには、起床・就寝時間をできるだけくずさないことが大切だからです。
まとめ
✅ 春眠くなる理由はいろいろある。
✅ 気温をコントロールする自律神経。気温差が激しい春になるとリズムが狂う
✅ 冬に比べて春は眠りやすい。一方で明るくなるのも早いので目覚めてしまう
✅ 4月の環境変化でストレスがたまり、不眠になるケースも
✅ 睡眠の質をあげる対策は寝る前の定番音楽、30分前の消灯、ストレス耐性(前頭前野の働きを活性化)を上げる
✅ 前頭前野の働きは、日常的にネガティブな感情にストップをかける訓練をすると鍛えられていく
✅ 昼寝は効果的だが15分以内、16時以降は避ける
春っていろいろな要因がかさなって、眠くなっているんですね。(どうりで眠いわけだ)
また、ここで紹介した睡眠の質を高める工夫は、春に限らず、いつでも使って習慣化していけたら良いですよね!脳の健康キープにもなりそうだし、なにより日中の仕事や遊びもより楽しくなりそうです。
ぜひ実践していきたいですね!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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