【セミナーレビュー】「働き方改革」を成功させるポイントと成功事例も紹介

【セミナーレビュー】「働き方改革」を成功させるポイントと成功事例も紹介 トレンド・ニュース
ぶっちゃけうちの会社「働き方改革」できてんのかなぁ〜?改善されている実感なくて……

2019年4月から、「働き方改革関連法案」が順次施行!

ということで、企業内でも働き方改革を進め、生産性を高めようという動きが本格化していますよね。

しかし実際のところ会社がなかなか動かなかったり、いろんな施策をしてるけどうまくいってなかったり……。

社員として「働き方」が改善されている実感がわかないという方は多いのではないでしょうか?

ここでは2019年2月25日に行われた、一般社団法人はたらく未来研究所の講演会「これからの働き方改革のすすめ」の内容をもとに、働き方改革を成功させるための要因と実現方法を紹介します!

セミナーで紹介された働き方改革に効果的な事例も掲載します!

働き方改革とは

働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。
引用:首相官邸

こちらが首相官邸のホームページで掲載されている内容です。

現在は、少子高齢感の影響で、労働力がどんどん減少しています。その中で出生率を高めること、移民を増やすこと、より長く働くことが必要になっています。
このような状況で、子供を産み育てやすい働き方や、無理なく効率よく働き、収入をあげていく働き方が大切です。国としても「働き方改革関連法案」によって、牽引・後押しししていくということですね。

「働き方改革」で重要なことは?

セミナーでは、上記のような国の法案を受け、今後は企業がどう考え、実行していくかがテーマとなりました。重要な要素は↓こちらです。

「働き方改革」を成功させるうえで重要なことは、作業効率をあげて、余った時間でイノベーションをつくること

業務を改善させ、イノベーションを起こした結果として、仕事の時間が身近くなったり、給料があがる →「働き方改革」の成功!というわけです。

作業効率を上げるために

【セミナーレビュー】「働き方改革」を成功させるポイントと成功事例も紹介

重要なのはチームワークやコミュニケーションです。

理由はGoogleの社内調査でも明らかになりましたが、成功する、非常にうまくいってる社内のグループ(チーム)では、「他者への心遣いや道場、配慮や共感」といったメンタル的な要素が非常に重要ということです。

◼︎ 参考記事:グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

たしかに、なんでも言い合える、安心できるチームだったら、めっちゃがんばれそうだよね。

コミュニケーション施策

セミナーではこのコミュニケーションを円滑にする施策が紹介されました。

そういうとつい、無理に飲み会をしたり、流行りのフリーアドレスなどを取り入れようとする企業もあるようですが、うまくいかないことが多いようです。

たとえばいきなりフリーアドレスにしたところで、話したこともない人が隣に来ても、仲良くはならないですよね?大切なのは、コミュニケーションの基本「まずは相手を知ること」からはじめることです。

この時に大活躍するのが社内メディアや会話するきっかけづくりです。いろいろな例を紹介します。

✅ 社内メディアの活用

例えば会報誌です。毎月、1社員を紹介。たとえば趣味や業務紹介など、その人のことがわかるような内容を発信し続けるのです。また掲示板のような機能をもたせたデジタルサイネージ(壁新聞)などもいいでしょう。

✅ 偶発的なコミュニケーション

室内でゴミ箱は一箇所だけにする、自動販売機は各階に置くが種類を変えてみるなど、偶発的にコミュニケーションを生み出すことも大切です。

✅ 飲み会NG!やるならランチ会

飲みニケーションは若いスタッフから検査れがち。子供がいると参加しずらいスタッフも多いです。ランチ会のほうがハードルも低く、気兼ねなく話せますよね。

余った時間で創造すること

作業効率をあげて、時間に余裕を生み出すのは、「イノベーション」を創造するためです。

斬新なサービスや商品企画はもちろん、新しいインフラ制度、組織体制づくりなど、イノベーティブなアクションによって、売り上げもあがるし、そういった動きで人材が集まってくることもあるからです。

実際、魅力的なスタートアップには若く優秀な人が集まりますよね?

では創造性はどのように生まれるのでしょうか。

創造性の生み出し方

既存のアイデアとアイデアを掛け合わせることでイノベーションが生まれる。こんなことを聞いたことはありませんか?

現在、サービスも商品もほとんどこの考えをもとに創造されています。

社内でこれと同じことをするのならずばり!「普段、接することのない人と(自然な形で)会話して、アイデアを創造する」です。ここでもいろいろなクリエイティブな空間を紹介します!

✅ リラックスルーム
部署をとわず、誰もが出入りできるフリースペースで、他部署間コミュニケーションを誘発します。

✅ 小さなミーティングスペース
メインの廊下のはじを会議室にするなど、小さな会議室を無数につくること。立ち話感覚でミーティングを楽しむ習慣作りです。

✅ Yahoo!新オフィスで実施
オープンスペースに椅子をジギザグで配置。自然なコミュニケーションが生まれるようにしています。

集中することが必要な業務もあります。またコミュニケーションを取らずに進められる職種もあります。
その場合、集中部屋などの個室をつくってあげること効果的です。

働き方改革を意識したクリエイティブオフィス

会社ごとに問題を抽出して、ハード(オフィスデザイン)で解決するのも非常に有効です。オフィス空間が、仕事の仕方を変え、多様なコミュニケーションやイノベーションを生み出すサポートすることもできるのです。

【セミナーレビュー】「働き方改革」を成功させるポイントと成功事例も紹介 【セミナーレビュー】「働き方改革」を成功させるポイントと成功事例も紹介

✅ 社内ライブラリー
会社の中に図書館のようなスペースを置いて、アイデアや会話のネタに

✅ ブレストルーム
全面「ホワイトボード」の会議室!思いついたことをその場で書き出し、意見も活発になりそうです。

✅ 円卓会議ルーム
対面ではなく円卓にすることで、コミュニケーションが円滑になることもあるようです。

✅ 植栽をふんだんに
視界に少しでも緑があると作業効率があがるといわれています(バイオフィリア)

まとめ

・働き方改革を成功させるためには、作業効率をあげて、余った時間をイノベーションを考える時間にあてる

・作業効率は心理的に安心できることが重要で、そのためにはコミュニケーションが重要

・コミュニケーションをする上では互いに知り合うことが大切で、会報誌や掲示板など社内メディアを使う

・イノベーションは既存のアイデアの組み合わせ。他部署交流を育み、アイデアとアイデアを合わせられるように

・企画する、語らうなど、目的に合わせた空間設計(クリエイティブオフィス)も大切

「働き方改革」はいろいろな会社で進められていますが、とりあえず改革(らしいこと)をしよう!ではなくて、本質的に、業務の効率があがるのか?そのために必要な安心できる人間関係やチーム作りができているかをしっかり考えて取り組んでほしいものです。

また、クリエイティブオフィスもいいですよね!ホワイトボードルームなんて、ほんとうに山のようにアイデアがでてきそう。そういったイノベーティブなオフィスであれば、働きたくもなりますし。

どんどん「働き方」の新しい取り組みが広がるといいですね!

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!