現在、2019年2月。
僕はこれから半年の間で、個人で事業をたちあげたいと考えています。その準備として「マーケティング」を学びなおすことにしました。
そこで出会ったのが、起業家・個人事業主向けの超実践的マーケティングで評価されている「伊藤健太」さんのセミナーです。早速参加しました。
起業家・個人事業主としての戦い方を学ぶべき。
このセミナーでは、起業家や個人事業主が商品やサービスを売るっていくために、どこから考え、何を気をつけるべきかが非常にわかりやすくまとまっていました。
これから起業する人にとっては目からウロコの内容だったので紹介します!
もくじ
まずは心構えから変えていこう!
大切なのは「自分の目線で物事を見ないこと。うまくいっている人の目線に合わせること」です。
起業家・個人事業主をはじめるとき、どうしても自分の経験で考えてしまいがちですが、うまくいった人の方法から学んでいくことが成功への近道だから。
うまくいっている人たちの考え方を順に紹介します。
ゼロから新しいことをやらない
自分のアイデアだけで新しい事業を立ち上げて失敗する人は本当に多いようです。まずうまくいかない。独りよがりになりやすいためです。
実は、起業しようと商品やサービスを考えるとき、必ずしもゼロから立ちあげる必要はありません。
すでに歴史や実績がある会社、その商品やサービスを活用(M&A)することが大切です。
現在、後継者問題をかかえる会社は、なんと100万社以上あるといわれているそうです。
また、新たに作るにしても、既存の商品やサービスを研究し、プラスαをしてつくりだすこともできます。
トレンドの風向きを読むことも大切
上で紹介した会社を買って自分で事業をやる(M&A)の手法は、世の中のトレンドですよね。このほか、地方創生(地域活性化)や観光立国、インバウンドなども伸びていく分野です。
この世の中のトレンドを読んで、いち早く事業化することもとても大切。
目標を決めてPDCAをまわす
上で説明したように、起業=新しいことをやるではありません。
今やっていることの中から、本当にやるべきことを見定めるほうがずっと重要です。言葉でまとめると…
やるべきことを決めて、目標に向かって進み、PDCAをまわしていく。目標を達成できなかったら、量を増やすか、質を変えてもう一度チャレンジ
単純に聞こえますが、ほとんどの人ができていない現実があるようです。
事業計画で気をつけたいポイント
起業前に、事業計画を進めると思いますが、そのときに気をつけるポイントを紹介します。
目標は具体的か、数値化できるか
いつまでに、どのくらいの数を、誰に、売るのか、作るのか。すべて数値化をする必要があります。
なぜなら数値化しておかないと達成できたかできなかったか。どこを改善するべきなのか。わからないからです。
小学生に言ってもわかるくらい、シンプルな数値でまとめるのが理想です。
頭をやわらかく
前段の繰り返しにもなりますが、これまでの経験をもとに事業、商品、サービスを考えても、いいアイデアは思いつきません。
頭の体操としては「200点の商品・サービス」を考えてみることです。実現できるか、できないかは一切無視。
100%はありえない
そもそも起業家・個人事業主の場合は、リソースに限界があります。100%いいもの、できるもの、売れる物を考えること自体不可能です。
はじめの段階で100%を追求して詰まる人が多いそうです。
事業計画で追求するべき要素
それは「知ってもらうにはどうすべきか?」と「いいものとはなにか?」。この要素を考え尽くす必要があります。
知ってもらうためにはどうすべきか
「何人に」「どんな人に」「いつまでに」知ってほしいのか。ここでも数値を明確にすることが必要です。なぜなら、それによってやりかたが全く異なるからです。
10,000人に伝えて、1人に買ってもらいたいのか。100人に伝えて、1人に買ってもらいたいのか。これで戦略が変わります。
ここを固めた上で、どのチャンネルを使うべきかを考えるのです。
チャンネルは今だとSNSだったり、メルマガだったり、口コミなどです。
いいものとはなにか
端的に言えば「強豪と比べて、1番だと言えること」です。人は何かを買うときに、比較をして、いいものを選ぶのですから当然ですよね。
だから強豪を研究することが大切ですが、できていない人が多いそうです。ライバルになる商材、サービスがなんなのか。それがどういいのか。徹底的に調べる必要があります。
いいものと「思われる」ことが大事
上で説明した強豪との差別化にも関係しますが、いい商品・サービスは、問題解決できると「思われる」ことが大事です。
なぜなら、人はなにか問題を解決するために物やサービスを購入します。解決できたかどうかは購入してみないとわからないので、購入前は「解決できそう」と思われれば十分だからです。
では問題解決できると「思われる」ためにはどうすればよいか?
まず、客観的でなければなりません。
水戸黄門の紋所のように、見た瞬間に「いい!」と思われなくてはいけません。
水戸黄門の紋所は、いわば「実績」です。
例えば横浜でサービスをはじめるとして、その事サービス利用者数地域No.1を獲得すれば「実績」になります。
初めに無料キャンペーンなどして、利用者数を獲得。とにかく実績をつくり、新しい顧客の開拓をするのです。
まとめ
✅ マーケティングは大企業が基準になっている。
✅ 起業家・個人事業主向けのマーケティングを学び、実行すべき
✅ うまくいっている人の真似をする。うまくいっている目線で物事を考える
✅ ゼロから考えない。M&Aなど既存の会社、商品、サービスを検討する
✅ 時代(トレンド)の風向きを読む。今はインバウンド、地域活性化などは必須
✅ 事業の目標は数値化する
✅ 柔軟な発想で事業を考える
✅ 100%を追求しすぎない
✅ 知ってもらうにはどうすべきか、いいものはどんなものかはずっと考え続ける
✅ 瞬間的かつ客観的に購入意欲をかきたてる「実績」をつくる
なにかヒントになるような部分がありましたでしょうか?
僕は、この起業家・個人事業主向けのマーケティングセミナーは、とても充実した時間になりました!
非常にボリューミーな内容だったので、続編も書きました。
◼︎ こちらの続編も読んでみてね!
最後に
このセミナーは、ストリートアカデミーというアプリで発見しました。このほかにもいろいろなマーケティングセミナーも開催されるので、ぜひのぞいてみてください!