こちらの記事でSEOの基本について説明しました。

このように、あなたのサイトの評価を高めて、Googleの検索結果の上位に表示するためには、
1)クローラーに来てもらうこと
2)サイト内のいろいろなページをめぐって評価してもらうこと
が必要です。
1)については被リンクを増やすことです。被リンクとは、他サイトに自分のページのリンクを貼ってもらうことです。外部要因も関わるのでここでは割愛します。
ここでは2)に関してのポイントを紹介します。結論から言うと、とにかく「パンくずリスト」を導入してください!
Google公式「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」でもパンくずリストの使用を推奨しています。
パンくずリストを導入しましょう!
実際のサイトでパンくずリストを見てみましょう!だいたいサイトの上部にテキストリンクです。
青囲みにした部分「[賃貸]お部屋探しのミニミニ>東京都>エリアから探す>中央区の賃貸情報」という部分がパンくずリストです。

パンくずといえば「ヘンゼルとグレーテル」ですよね。
道に迷わないためにパンくずを落とし、目印にしたのは誰もが知る名シーンです。ここから名前をとったのが「パンくずリスト」。
Webサイトを訪れたユーザが、今どこにいるかを視覚的にわかりやすくした誘導表示のことなんです。
参考のようにWebページの上部箇所に表示されているケースが多いです。
カテゴリーの構造が明確になるので「今どこにいるのか」がすぐに分かります。
クローラーも、ユーザーも、回遊してくれるから!
自然検索から記事ページへの流入が多いサイトの場合(ほとんどのサイトはそうですが)、現在見ているページがWEBサイト内のどこにいるのか、わかりません。
パンくずリストにより、「今どこをみているのか」がわかるようになれば、同じカテゴリや他のページも見てもらいやすくなります。
これはユーザーだけでなく、クローラーも同じです。パンくずリストを辿りながらWEBサイトのページをクロールしてくれます。
ユーザーにとっても、クローラーにとっても親切な仕組みというわけです。
キーワードを自然に入れることができるから!
パンくずリストは、テキストリンクになっています。
上記で例に出した賃貸サイトのパンくずリストにも「中央区の賃貸情報」というテキストリンクがはいっています。
このテキストがキーワードの一つとしてカウントされます。結果、Googleのクローラーも、「中央区の賃貸情報」に関するページであることを認識してくれます。
まとめ
パンくずリストは、制作の工数も少なく、SEO対策が取れる手法となっています。
システム側での対応も比較的容易です。(社内エンジニア・サイト運用会社にすぐ相談しましょう!)
パンくずリストを表示させておくだけで、SEO効果が得られるのでやらない手はないです!ぜひ試してみてください。