仕事ができないというコンプレックスとの向き合い方。

ストレス対策

自分はずっと「仕事ができない」というコンプレックスに悩まされてきました。

それは仕事のスキル不足という現実もありますが、それ以前に「俺なんてどうせ」「結局、ポンコツだから」というネガティブな思い込みがあって、自ら失敗する方向に進んでいたことに問題があったと思っています。

ここでは仕事ができないコンプレックスとの向き合い方について解説していきます。

そもそもコンプレックスとは

◼︎ コンプレックス
精神分析で、感情の複合。現実の意識に反する感情が抑えつけられたまま保存され、無意識のうちに現実の意識に混じり込んでいるもの。強迫観念や夢はこの複合が象徴的に現れたもの。特に、「インフェリオリティー コンプレックス」(劣等感)の略。

というもの。感情が押さえつけられたまま保存され、っていうところ。

強い負の感情が生じた時に、それを引きずってしまい、いつしかコンプレックスになるんですね。身に覚えがありまくり。

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自分のコンプレックスは「仕事ができない」こと

実際にそうなのか、そうでないのかわからないけれど、十代後半からのアルバイトで、大学卒業後からの社会人生活で、幾度となく「仕事ができない」と感じるシーンに出くわし、いつしか「自分はポンコツなんだ」と思うようになってしまいました。

学生時代のアルバイト

いろいろな種類のアルバイトをしました。レストランのキッチン、ホール、焼肉屋の調理場、古本屋の店員、ガソリンスタンドのおにぃさん、コンビニエンスストアの店員、引越し屋……etc。思えば本当にいろんな種類の仕事をしてきたけれど、どれも「あ、これ違うな」とやめてしまっていました。

そのきっかけは、肉体労働のつらさもあったけれど、いくつかは「叱られたため」「失敗をしたため」です。

古本屋:日頃から「遊んでるんじゃないの?」など揶揄される。(まぁ、実際サボることもあったけれど)。やめたきっかけは買取金額の間違いで怒られたこと。

焼肉店:入店直後は気に入られていた。よくできる、飲み込みが早いと。ただそれは返事が良かっただけ。徐々にまわりに抜かされ、劣等感をかかえこむ。最後は逃げるように退職。

そんな失敗やミスがかさなり、長続きせず、いつしか「仕事が嫌い」という呪いにかかってしまったのです。そんな自分が大学を卒業して本格的に社会人になる時に決めたのが「仕事が嫌い。だから好きなことをやって生きていく」でした。

社会人生活

好きを突き詰めると、好奇心という言葉が浮かび上がりました。人間に興味があったし、世界のことを知るのも好きでした。小説なども大学時代に数百冊は読んでいたと思います。

そこで「書く系のなにか(考える系)」を希望しました。

出版社、テレビ局、広告代理店。今思えば、背伸びばかりしていた、かっこつけていたなと思わざるを得ませんが、なんだかんだ広告代理店の制作部に潜り込むことに成功して、クリエイターとしてのキャリアをはじめました。

24〜29歳 広告代理店

お墓、マンション、戸建、ミュージカル。いろいろなパンフレットの文章を書く仕事をしていました。

朝は10時から、帰るのは22時。結構過酷でしたが、上司に恵まれました。とにかく優しい人で困っていると「かしてみそ」といって、すべてを引きとり、書き直してくれる。そんな上司でした。小柄で、頭皮が少し禿げたおじさんでしたが、とても尊敬していたし、なにより甘えていました。この人がいるから大丈夫。いつもそんな風に思って、ぬくぬくと過ごしていました。

そして5年の月日が経った頃、徐々に大型プロジェクトに関わるようになり、なかには一人で担当するものも増え始め、ストレスから転職を考えるようになります。

向かった先は編集プロダクションでした。

受かった時に上司に言われたのは「遅すぎる」でした。諦めるのにも、賞味期限があるのかな。そう思って少し焦りました。申し訳ない気持ちと、これまで助けてくれた感謝の気持ちで、退社をしました。もともと本が好きだったので、次の会社への希望が膨らみ、実は仕事が大きくなって、自信がなくて、うまく進められなくて、ストレスがあってやめたくなった。という本音には、全く気が付きませんでした。いや、見ないようにしていました。

29〜30歳 編集プロダクション

広告代理店の激務をこなしてきた。マーケティングの知識がある。そんな中途半端な自信をもって入社をしましたが、すぐに、見事に打ち砕かれました。

出版業界は結構古い体質が残っていて、社会人としての教養、マナー、ルール。こういったものには厳しいです。結局仕事相手が大御所だったり、業界人だったり、専門家、研究者になることもあるので、そういう人にも合わせられるようにということです。

広告代理店のクリエイターでした。そんな肩書きは通用しません。代理店では私服で自由に動き回っていましたが、服装も正装に変えることになります。

そしてぶちあたったのが「ルールとマナー」です。もともと裕福な家庭で育ち、スポーツや音楽ばかりで自由に生きてきて、代理店でもゆるっと仕事していたので、ハワイからロシアについれて行かれたような気持ちでした。とにかく厳しく指導され、こんなこともできないのか。30にもなるのに。と言われ続け、落ち込んで退職することになりました。

ここでは、「うまくいかずに逃げてしまった」「制作者としても社会人としてもダメないやつ」。そう思うようになります。この時に広告代理店でもそうだった、という自覚もあって二重につらい、劣等感だらけの気持ちになっていました。

30〜35歳 イベント会社

方向を一気に変え、イベント会社でイベンターのような仕事を始めます。机に向かって黙々進める制作者(そういう部分もありましたが)から、少し外に出る仕事が増えます。ここで初めて、クライアントワークというものを体験します。

代理店では会社内のスタッフとのやりとり(年に数回、クライアントへのプレゼンはあったけど)。編プロでは出版社や著者とのやりとり。クライアントと二人三脚で仕事をするのは初めてでした。

編プロである程度は指導を受けていたので、比較的すぐに慣れることができました。ただ、イベントは関係者も多く、進行管理や資料作り、といった雑務に加え、現場もあるので、これもまた激務でした。それまでは書く、読む、がメインの仕事でしたので、こんな多岐にわたる業務がこなせるのか。

当時はその大変さもいまいちよくわかっていなかったような気がします。当然、うまくまわせませんでした。そして大きな事故も起こしてしまい、途中から別部署に移動することになります。販促、告知、広報などの部門です。

イベント事業をサポートする側の職務になるので、激しい労働からはいっとき、解放されました。始めた頃こそ叱られることはあれ、実務にも少しずつなれることができ、初めて「普通の会社員」になれた気がしました。新しいことにも挑戦したり。

ところがある時期から、転職組み(ライバル)が増えたり、当時避けてきた書く、読む系のクリエイティブな仕事も増えてきました。

すでにある程度の自信がついていたため、もう飛び出そうと思い、転職することになります。(また転職か)この時は給料も年間で100万円近くあがったので、今考えても間違った転職ではなかったのかなと思っています。

それでも心のどこかに「逃げた」「仕事がやっぱりできない」。そんな後ろめたい思い=呪いがかかった状態でもありました。

そして現在

転職した先はインターネットの会社です。しかしここで恐れていたことが起こりました。4次面接まであったので、完全に希望通りの仕事ができる。相手も自分がやりたいことを熟知している。職務内容は想像通りだ。そう思っていたのですが、実際には違ったところが多々ありました。

事業内容も詰まっておらず、度重なる変更も。

これまで転職を繰り返し、職務も変わってきたので、自分には専門スキルが明確にありません。(なんとなく知っていることが多い程度)こうなるとたらい回しになります。

ふと思い出すのは、小学生の頃。チーム分けをする時の「い〜るかいらないか」です。

どの部署からも歓迎されていない。どの職務についてもうまくいかない。すべての難易度が高くて、自分は頭が悪すぎるので理解することができない。結果、まわりから白い目で見られている。ほとんど呪いのように、人が陰口を言う声が、無意識に聞こえてくるんです。

もう、「仕事ができない」というコンプレックスに苛まれ、毎日が苦しいです。果たしてこれからどうしていくべきか。また転職を繰り返すのか。

もう一度、転職なのか?

転職経験は豊富なので、一つ重要なポイントを話しておくと、

次が決まっている、もしくはやりたいことが明確にある

そういうものがなくやめてしまうのはリスクが高いということ。欧米諸国や、知識人の人から「考える時間も必要」「自分を見つめ適性を考える時間が必要」そんな話もされることがあるし、その重要性もよくわかってはいます。

ただ、現実的にある程度の貯蓄がないのに、考える時間を取ってしまうのは非常に危険です。もちろんアルバイトと失業保険という最終手段はありますが、それはあくまで最終。

眠れないほどでないのなら、次を見つけた後で。と思うものです。

次を決めるも、やりたいを見つけるのも、今はまだ道半ばです。迷ってばかり。一方、部署も職種もたらいまして、今は入社時とは全く違うことをしています。無免許の医者をやっているような、罪悪感と引け目。そして理解が追いつかない苦悩。そこからくる人間関係のもつれに日々悩まされ、ここでも「俺は仕事ができない」という病、絶賛発病中です。

いや呪いかな。

そんな毎日をどうにかしたい。っていうかそもそも、そんなに不幸じゃないのかな?幸と不幸をいったりきたりしながらです。不満がいっぱいになったときに、副業でもしてみるか、とはじめたのが、このブログなんです。

副業スタート

ブログは正直、1ヶ月しか経過しておらず、アドセンスだって収入には至っていません。なんなら、PVも少なすぎて恥ずかしいくて、いえないほど。ただ、本音を綴ること。続けること。少し利益も考えて運営すること。それを頑張っていこうと思っています。

少子高齢か、人口減少の時代です。あらゆる会社が「人不足」で困っています。最悪、何をやっても生きてはいけます。っていうことを慰めにしています。(あんまりよくないのかな……)

「この歳で仕事ができない」「俺にはスキルがない」「ぶっちゃけ貯金もない」

そんなコンプレックスだらけの自分ではありますが、せきららに語りつつ、もし同じ状況の人がいたら手を携えて頑張っていけたらと思います。もしくは、こんな人もいるんだ、私と同じだと、思ってもらい、少しでも癒しになれば幸いです。また次回に。

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